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2007/6/17開始 2007/8/10改装&リネーム                                                                    ©2006 Actozsoft, All right reserved. ©2006 Gamepot Inc, All right reserved.
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ラテール創作小説 新章

本日は休日でお休みだし、ラテ内は人多くて重いしってことで、2日連続更新です!!
(極端だな俺(汗)

お読みいただく場合はつづきをどうぞ。






ラテール
ジエンディアサイドストーリー
            ~BSB~

「第5話、水晶炭鉱」




[エリアス王宮]

「そうか、ビーナクイーンはそんなことを・・・」

「結局アガシュラが原因ってこった。それと、すまなかったってさ。」

「母上・・・」

シルヴァは頭上を見上げてそうつぶやいた。

「ご苦労じゃった。これはほんのお礼じゃ。」

シルヴァ姫は懐から一枚の紙切れを取り出す。

「マリーミアとか言ったかの。こっちに来るがよい。」

シルヴァ姫はマリーミアを呼び寄せ、取り出した紙切れを手渡した。

「これは何ですか?何かのチケットみたいですけど・・・」

「論より証拠じゃ。そのチケットを破ってみるがいい。」

マリーミアはシルヴァに促され、受け取ったチケットに手をかける。

「ああ、ちょっと待った。」

チケットを破ろうとしたマリーミアをBSBが呼び止め、どこからともなく
取り出したツルハシを手渡す。

「何よこれ?」

「まあまあ、きっとそいつが必要になる。持っておいて損はないはずだ。」

マリーミアは頭に疑問符を浮かべながらチケットを中央から破り捨てた。
その直後、マリーミアの姿は王室から掻き消える。

「・・・水晶炭鉱チケットか、姫もなかなかひどいことをする。」

「だって童はそなたの話が聞きたいのじゃ。あの娘がいると落ち着くまい。
それにちゃんと気を使って30分チケットを渡したわ。」

BSBは軽くため息をついた。

「ため息なんぞつきながらも、お主もちゃっかりツルハシなぞ渡したではないか。」

「まあどうせ行くならちょっとでもみやげを持ってきてもらわないと。」

BSBはさらりとそんなことを言う。

(ま、あそこは対してモンスターもいないし、「奴」にさえ出くわさなければ大丈夫だろ。)


---------------------------------------------------------------------------------------------------------

[水晶炭鉱]

(ここはどこ?一体どうなってるの?)

マリーミアは辺りを見回した。
周囲は薄暗く、壁のあちこちから水晶が覗いており、光を受けて怪しく輝いている。

「もうっ!あの二人にまんまとハメられたってわけね・・・」

(出口はどこかしら・・・)

マリーミアは足元に気を使いながら道を進んでいく。

カーンカーン。

(何の音かしら?)

進んでいく道の奥から何かを叩く金属音のようなものが聞こえる。
マリーミアはその音に向かって歩を進めた。

(人?)

たどり着いた先には一心不乱に何かの金属を鍛える一人の男がいた。

「あのー・・・」

マリーミアはおそるおそる声をかける。
しかし男は答えない。

「あのー!」

マリーミアは大きな声で再度呼びかけた。
今度はその声が通じたのか、男は打ち付けるハンマーの手を止める。

「・・・俺に何か用か?」

「すみません、ここはどこなんででしょうか?」

問いかけられた男は疑問の表情を浮かべる。

「どこも何も、水晶炭鉱に決まっているだろう。
分かっていてチケットを使ったんじゃないのか?」

「それが・・・」

マリーミアは事情を説明する。

「俺には正直チケットの使い方も知らないお前のほうに驚きだ。」

「そんなこと言われても・・・」

「ひとまずお前が破り捨てたチケットを見せてみろ」

男に促され、マリーミアはチケットを渡す。

「こいつは30分チケットだな。30分経てば自動的に元の場所に戻れるはずだ。」

「そうなんですか、助かりました。」

マリーミアにチケットを返し、作業を再開させた。

「ところであなたはここで何をしているんですか?」

男はハンマーを叩きながらその問いに答える。

「ここでは良質な金属や宝石がとれる。そしてそれは武器や防具の強化材料となる。
それを使って俺は武器を生成しているんだ。」

「へぇ~、鍛冶屋さんなんですか?」

「そういうわけじゃないがな。」

男はかまわず作業を続けたがマリーミアはその場に座り込みその様子を観察する。

「・・・退屈ならその辺を探索してみるか、あちこちに鉱脈があるからお前も何か
掘ってみたらどうだ?」

「私が?」

「ああ」

「・・・わかりました。少しその辺をウロウロしてきますね。お邪魔しました。」

マリーミアは男性に礼を言ってその場を離れた。

(それにしてもあいつ、戻ったらとっちめてやらなくちゃ!!)

マリーミアはふと何かに気づいたように足を止める。
視線の先には宝箱が配置されていた。

(あれはゲームとかでよく見る宝箱って奴!?)

マリーミアは怪訝な表情を浮かべながら徐々に宝箱に近づいていく。

(ああ、だめ。好奇心に勝てない・・・)

マリーミアは恐る恐る宝箱に向かって手を伸ばした。
しかし突如宝箱は自分からその口を開き、マリーミアに向かって襲いかかってきた。

「!!」

マリーミアはあわてて差し出した右手を引っ込める。

(これは、宝箱の形をしたモンスター!?)

宝箱のモンスター「ミミック」は大きく口を開きながらマリーミアに向かって飛びつく。
マリーミアは素早く剣を抜き放ち、ミミックに向かって剣を突き出した。

ザシュッ!

突き出した剣先が見事にミミックを突き破る。
ミミックはそのまま地上に落下して、その動きを止めた。

(ふー、やっぱりウロウロしてると危ないかな、さっきの人のところでじっとしていよう。)

マリーミアは元きた道を引き返した。

「・・・なんだ、戻ってきたのか?」

マリーミアの姿に気づいた男は手は止めずに声だけ発する。

「すみません、やっぱり危ないみたいなので、もう少しここに居させていただけませんか?」

「・・・好きにしろ。」

男は一心不乱に金属を叩いていたが、不意にその手がピタリと止まる。

「どうしたんですか?」

そして男は地面を蹴り、マリーミアをそのまま地面に押し倒した。

「ちょ、いきなり何を・・・!」

そう言葉を発した矢先、マリーミアが立っていた空間を何かが切り裂く。

(え?)

マリーミアはその音に驚き振り向く。
その視線の先には大きな鎌をかかげ、息をあらげるモンスターが立っていた。

「何あいつ!?」

「『スプリガン』だな。ここは本来大したモンスターは生息していないが、あいつだけは別だ。
未熟な冒険者が立ち向かおうものならまず間違いなくあの大鎌で一刀両断にされる。」

それを聞いたマリーミアの全身に寒気が走る。
この男性がかばってくれなければ自分も間違いなく一刀両断にされていたのであろう。

『ガアアア!!』

スプリガンはうなり声をあげながら、男に向かって襲いかかってきた。

「危ない!!」

マリーミアが絶叫する中、男は動く。

ガキン!

男は腰から刀を抜き放った左手一本でその大鎌の一撃を受け止める。

シュン!

そしてすぐさま右手でもう一本の刀を抜き放ち、スプリガンを横薙ぎにする。
その一撃はスプリガンを真っ二つに切り裂き、一瞬にして絶命させた。

(すごい、動きが全然見えなかった。)

マリーミアが驚く中、男は抜き放った2本の刀を鞘にしまった。

「ありがとうございました。とてもお強いんですね。」

「・・・たいしたことはない。」

男は服を払いながら元いた場所へ戻る。

「一つ聞いてもいいですか?」

「何だ?」

「あなたはそんなに強いのにどうして鍛冶屋なんてやっているんですか?」

「さっきも言ったが、俺は別に鍛冶屋をやっているわけじゃない。
俺自身が使用する納得のいく武器を自分自身の手で作りたいだけだ。」

「どうすればそんなに強くなれるんですか!?」

男はチラリとマリーミアを見てから手元に目を落とす。

「先ほどのミミックの戦いを遠目で見ていた。
お前はセンスは中々いいものを持っているようだが、いかんせん実戦経験が
足りないようだな。」

「う・・・」

マリーミアは男に一瞬で自分の力量を見抜かれ、しり込みする。

「・・・」

男は無言のまま2本の鞘をマリーミアに手渡した。

「これは・・・?」

「抜いてみろ。」

鞘から刀身を抜き放ったマリーミアの目に紫色に輝く美しい刀身が映る。

(綺麗・・・)

渡された刀はその刀身も見事なものだったが、驚くべきはその軽さで、
まるでマリーミアの手に吸い付くようになじんだ。

「そいつも俺が作ったものだ。上出来とはいえない出来だが、お前が持つには充分だろう。
強くなりたいのであれば、そいつを使いこなせるくらいまで精進するんだな。」

「ありがとうございます。・・・あの、よければ、お名前を聞かせていただけませんか?」

「・・・クロスだ。」

クロスと名乗ったその男は金属を打つ手を止め、立ち上がった。

「どうしたんですか?」

「材料が足りなくなったので、調達してくる。もうじき30分になるだろうから、
お前もじきに戻れるはずだ。」

クロスはそう言いながら懐から工具を取り出す。
その工具の先は渦を巻いており、クロスがスイッチを入れると鋭く回転を始めた。

(・・・あれはまさか、ドリル!?)

先ほどのクールなイメージとはかけ離れたその道具にマリーミアは驚きを隠せなかった。

(イ、イメージとのギャップが・・・)

クロスが鉱脈に向かってドリルを差し込もうとした瞬間、マリーミアはその姿を消した。


---------------------------------------------------------------------------------------------------------


[王宮]

「よぅ、無事だったか。」

王室に戻ったマリーミアにBSBが声かけてくる。

「なんじゃもう戻ったのか。1時間券くらい渡してやるべきじゃったかの。」

「で、おみやげは?何か鉱石とか宝石とかとってきたんだろ?」

BSBのその問いにマリーミアは答えない。
怒りに全身を震わせながら、BSBに向かって歩みよる。

「ん、どした?」

マリーミアは顔を上げた。
その顔にはは明らかに怒りの表情を浮かべており、それを見たBSBは額に汗をにじませる。

「まあ待て、話せばわかる。それにチケットを渡したのは俺じゃ・・・」

「あんたも調子に乗ってツルハシ渡したでしょうが!!なんで止めなかったのよ!!」

マリーミアはBSBに向かって拳を振り上げる。

「ぎゃあぁぁ、助けてくれー!!」

BSBは慌ててその場から逃げ回る。

「まて、コラー!!」

マリーミアは怒りの表情でその後を追いかける。

「やれやれ、騒がしいことじゃの。」

シルヴァはため息をつきながら、半眼でその様子を眺めていた。







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はい、また2週間あいた後はまたまた二日連続更新です。

どうせまた次はいつになるかわからないしね・・・(汗

今回のお話はストーリーに沿うものではありませんが、ゲーム中で実際にあった話
を元に編集してみました。

次のネタが思いつき次第また書こうと思ってますので、またネタ考えなきゃ(ぁ

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