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2007/6/17開始 2007/8/10改装&リネーム                                                                    ©2006 Actozsoft, All right reserved. ©2006 Gamepot Inc, All right reserved.
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ラテール創作小説 第1部 です。


コアの戦いとその決着です。

ほぼ戦闘オンリーなので、ネタばれもクソもありませんが、ご覧いただく方は続きをどうぞ。






ラテール
ジエンディア サイドストーリー
         ~メイリーナ~

『第12話、コアの野望 ~後編~』


[クトガの心臓]

メイリーナは宙に浮いたまま、剣を中段に構え、翼を大きく広げた。
翼の根元から淡い光を撒き散らしながら、黒い軌跡となって、空を駆ける。

コアはそれを迎撃しようとするがそのスピードについていくことができない。

『バカな、なんというスピードだ・・・しかし』

(また・・・)

メイリーナはすれ違い様に無数の剣撃を叩き込んだ。
しかしその傷はいずれもすぐに塞がってしまう。

(本当に不死身だとでもいうの・・・?)

コアは周囲に無数の雷を落とすが、メイリーナはいずれも素早くかわす。

『おのれ、チョコマカと・・・!』

(この力も、長くは続かない。消耗戦を続けていては不利・・・こうなれば一か八か)

メイリーナは剣をコアに向けて突きつけた状態で構える。
コアは拾い上げた杖を天に向けて高く掲げた。

(コアが攻撃に転じる瞬間が勝負・・・!)

コアが再度雷を落とす。メイリーナのその瞬間に剣を突き出した状態のまま、
一直線にコアに向けて突き進む。

「はああぁぁ!」

一瞬にしてコアとの距離をゼロにしたメイリーナはそのまま勢いよく、剣を突き出す。

ドシュッ!!

メイリーナの剣は、コアの左胸・・・心臓をつらぬいていた。

『がはっ・・・!』

コアは前のめりになり、メイリーナにもたれかかる。

「終わりよ・・」

メイリーナは深々と突き刺さった剣を抜こうと柄を引っ張る。

「な・・・抜けない!!」

その瞬間、コアが顔を上げた。

『バカめ、かかったな!貴様に地獄の雷をたっぷりと味合わせてやろう!!』

コアは振り上げた腕を勢いよく振り下ろした。
メイリーナは慌てて剣から腕を放して、距離をとろうしたが間に合わない。

ドォン!

落雷はメイリーナを直撃する。

『トドメだ!燃え尽きるがいい!!』

コアはさらに左手をメイリーナに向け、炎の波を撃ちはなった。

「きゃあああぁぁぁぁ!!!」

炎の直撃を受けたメイリーナは、そのまま墜落する。
落下した場所にはにはスケさんとカクさんが倒れこんでいた。

『終わりだ。3人まとめて葬ってやろう!!』

コアは再度杖を持った右手を天に向かって掲げる。

『死ねぃ!!』

「くっ!」

カクさんは咄嗟に持っていた盾を空に向かって投げる。
直後投げた盾に落雷し、3人は難を逃れた。

『目覚めていたとは、しぶとい奴らだ。』

「メイちゃん聞くんだ。僕が奴の体に組み付いたとき、感触が妙だった。
恐らくあの体は奴の本体じゃない・・!」

「恐らくあの体は仮初めのもの。アガシュラ・・・の目を・・・!」

『雷はお気に召さないか、ならば焼き尽くしてやろう・・・』

コアの両手に炎が灯る。
スケさんは右手をコアに向けた。

「・・・地龍牙!」

スケさんの右手から一匹の龍が迸る。
コアはそれを蛇の杖で受け止めた。

『無駄なあがきだ。』

「メイちゃんこれを・・・」

カクさんは懐から一本の剣を取り出し、メイリーナに手渡した。

「立つんだ。君の力はまだこんなもんじゃないはず」

メイリーナはカクさんから受け取った剣を地面に突き刺し、つっかえ棒にして
体を起こした。
震える膝を右手で懸命に押さえ込みながら、必死に立ち上がる。

『ほう。しかし最早貴様に反撃する力など残っていまい。』

(確かに・・・これが最後の一太刀・・・)

カクさんから受け取った剣の切っ先をコアに向けて、腰を落とす。
地面を蹴り、一直線にコアに向かって走る。

しかしその動きに先ほどまでのスピードはない。

コアは蛇の杖を逆手に持ち、振り上げた。

『串刺しにしてやろう!』

そのままメイリーナに向かって振り下ろそうとした瞬間、体に刺さっていた赤龍剣より、
炎が立ち上る。

『なに・・・!ぐああ!』

苦しむコアに接近したメイリーナは最後の力を振り絞り、剣を突き出す。

「はあぁ・・・デスブロー!!」

ガキィン!!

メイリーナの突き出した剣先はコアの額の宝石を穿ち、そこで止まっていた。
やがて額の宝石にヒビが入り、メイリーナの突き出した剣と共に崩れていく。

『ぐあああぁぁぁぁ!貴様・・・、私の目を・・・!!』

コアは額を抑え体をくの字に折る。

『ぐうううぅぅぅ・・!!』

額の宝石と共に、コアの体が崩れ落ちる。

『ま、魔王さま・・・!』

完全に崩れ去ったコアの体は灰に変わり、その場には赤龍剣だけが残った。

メイリーナもその場に倒れ込む。

(だめ、もう動けない・・・)

コアの消滅に合わせて、<クトガの心臓>も崩れはじめる。
天井が崩れ落ち、その破片が落石となってあたりに降り注いだ。

メイリーナの耳元で誰かがささやく。

「やれやれ、ほんまに無茶するお嬢ちゃんやで・・・。」

月の光ギルドのメンバーはメイリーナが町を抜け出したことに気づいて後を追って
きていたのだ。
フリアータはメイリーナの元に駆け寄り、様子を伺う。

「なんとか無事やな・・・。ナタリアさん!スケさとカクさは?」

ナタリアと呼ばれた少女は声を返す。

「こっちも大丈夫。気を失ってるだけみたい」

そういいながら、ナタリアはスケさんとカクさんを抱きかかえ、懐からイリスの欠片を
取り出した。

こなたは足元に落ちている、赤龍剣を拾い上げて、叫ぶ。

「ここは危険です、急いで脱出しましょう!」

3人は同時に持っていたイリスの欠片を砕いた。


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[ベス]

(ここは・・・?)

メイリーナはうっすらを目を開ける。

「おっ、嬢ちゃん気がついたか?」

「コア・・・アガシュラは・・・?」

「アガシュラは消滅した。ここはベスだよ。」

少女の問いにウィレムが答える。

「スケさんとカクさんは・・・?」

「二人も大丈夫。戻ってきて少し休んだら元気になって、今は外にいるよ。」

恐らく二人の治療をしてくれたであろう、デミウルゴスがやってくる。

「傷は治しておいたんだけど・・・。とても疲れていたみたいね。
3日も眠り続けていたわ。」

(3日も・・・)

「そうだ、ティニアさんは?」

「あなた達が戻ってきた後すぐに目覚めたわ。特にあなたの容態を気にしていた
ようだけど、昨日一足先にエリアスに戻るって。」

「そうですか・・・」

「旅に出てからまともに休養もとっていなかったみたいですし、ちょうどよい機会
ですから、ゆっくり休んでいくといいですよ。」

「しかし、あんたがほんまにコアをなぁ・・・。たいしたもんやで。」

「・・・ありがとうございます」

メイリーナはベッドで仰向けになったまま、天井を見上げた。

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さらに翌日、ようやく疲労の抜けたメイリーナは皆に礼を言って、月の光ギルドを後にする。
そして現状報告のため、エリアスに向かったのだった。


[エリアス]
[王の間]

「話は聞かせてもらった。クトガ遺跡にて見事アガシュラを討ち果たしたそうだな。
各地のモンスターもまだ完全にいなくなったわけではないようだが、なあに、
そのうち落ち着くだろう

盛大に祝いたいところだが、旅から戻ってきたばかりであるし、まずは体を休めるが
よかろう。」

「ありがとうございます。・・・失礼します」

メイリーナは王宮を後にする。


[SFSギルドルーム]

そこにはジョッシュ、ティニア、アラサなど、SFSのメンバーが集まっていた。

「お帰り!結局龍京以降、僕達は何もお手伝いできなかったね」

「レビ卿探索の任を受けて、ゴシックルームにてパンドラと戦ったりとか、
まあ色々こちらも大変だったんだよ」

「心配かけたみたいね。ひとまず私は大丈夫、体もすっかり回復したから。」
ところであなたはこれからどうするの?」

「そうですね・・・落ち着いたらまた、イリスの足取りを追ってみようと思います。
結局クトガ遺跡の後、どこに行ったのかわからないままですし。」

「そう・・・。私たちはもう一つ、王宮から頼まれている仕事があってね。
しばらくエリアスに滞在することになりそうよ」

「どんな仕事ですか?」

「それは・・・」

ティニアは言葉に詰まる。言ってよいものかどうか迷っているようだ。
アラサはため息をつき、口をはさむ。

「いずれわかることだ、最後に会ったのはメイちゃんだっていうし・・・
話を聞いたほうがいいんじゃないか?」

「それはどういう・・・」

「僕達が今王宮から受けている仕事というのはね・・・」

そして、ジョッシュの口から信じられない言葉が告げられる。

「・・・『罪人<ハル>を探し出し、その身を捕らえよ』だそうだ」

メイリーナはその言葉の意味をしばらく理解できずにいた。





第1部最終話へはこちらから
http://harubsb.blog.shinobi.jp/Entry/100/

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ふぅ、疲れましたが、とりあえずここまでで、ラテールのシナリオに沿っていく流れに
ついては終了です;;

実際のゲーム内ではここから先はまだ未実装部分となりますが、一体どうなって
いくんでしょうねぇ。

ひとまずこの妄想ストーリー内では、ここから管理人の考えたオリジナルの話に
突入します。

どんどん話がぶっとんでいくので、スッキリと終わりたい場合、読むのはここまでで
止めたほうがいいかもしれません(ぁ

ひとまず次回は本編はおいといて、もう一つの『ハルの物語』をはさもうと思っています。
その中で大体のラストは見えてくるはず(?)

きっともう少しで終わりますので、もう少しの間、この稚拙な文章にお付き合いいただければ幸いです。

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