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2007/6/17開始 2007/8/10改装&リネーム                                                                    ©2006 Actozsoft, All right reserved. ©2006 Gamepot Inc, All right reserved.
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ラテール創作小説 第1部 です。


コアとの戦いです。

前編、中篇、後編の3つに分けたいと思っています。今回は中篇となります。

今回は特にネタバレはありません。
読まれる方はつづきをどうぞ






ラテール
ジエンディア サイドストーリー
         ~メイリーナ~

『第11話、コアの野望 ~中編~』


[クトガの心臓]

<クトガの心臓>それはクトガ遺跡の最深部にあたり、広い空間となっていた。
その中央に大きな玉座があり、そこに一人の女性が座っていた。

口元を布で隠しているため、表情を伺い知ることはできなかったが、形容しがたい雰囲気、
オーラのようなものを携え、そこにいた・・・。

「・・・あなたがコア?」

メイリーナはその女性に問いかける。

『さもしい人間の小娘がなんのようだ?』

「あなたはアガシュラ?どうしてベスを襲わせたの?」

コアの眉がわずかに動いたがその問いには答えない。

「答えて!どうして関係のない人間を襲ったりするの!?」

『貴様はデル族だな・・・?』

3人は驚きの表情を見せる。少なくともメイリーナの外観は特に変わったところはなく、
通常の人間となんら変わりがないためだ。

『私が何故デル族と見抜いたか不思議か?』

『簡単なことだ。我々アガシュラはそもそもデル族を抹殺するためにこの生を受けた。
貴様は通常の人間とは<匂い>が違う。』

「そんなに簡単に判別ができるなら、何故ククリ族を使って村を
襲わせたりするの!?」

『ならば逆に問おう。貴様ら人間は害虫を殺すのに理由があるのか?』

「何を言って・・・」

『それと同じだ。ただ「目障り」だからだ。それ以外に理由などない』

「なんてことを・・・!」

『しかしデル族の娘よ。我がアガシュラと知りつつ何故ここにきた?』

『デル族は我々アガシュラから身を隠すことしかしない。あのイリスという娘ですら
例外ではなかった。』

「イリスはここにきたのね?」

『ああ、きたさ。本来なら捻りつぶしてやるところだが、魔王様は申された、
「イリス一行に手を出さず、ここまでこさせよ」と』

「何故そんなことを?」

『魔王様の意図は私は知らぬ。ただそのお言葉に従うのみ。』

「しかしよくしゃべるのね。余裕でも見せてるつもりかしら?」

『余裕?少しばかり興味を持っただけだ。デル族の娘が自ら私の元にやってくる
その愚かな行為に。
あえてもう一度問おう。ここへ一体何をしにきた?』

メイリーナは鞘から赤龍剣を抜き放ち、言い放った。

「あなたがアガシュラで、この世に仇をなすものなら・・・私はあなたを討つ!
そのために来たのよ!!」

コアは口元を隠しながら笑った。

『愚かなるデル族の娘よ。大人しく隠れて震えておればよいものを・・・
後悔するがいい!!』

その時、コアの額に赤い宝石が突如現れる。
それと同時にコアは玉座から立ち上がり、手を横に振った。
すると手元に大きな蛇の模様が描かれた杖が現れた。

『デル族の娘。そして下賎な人間共よ、我が力の前にひれ伏すがよい!!』

コアの手元に赤い炎が灯る。

「来る!スケさん!!」

「任せて!」

スケさんは呪文の詠唱を始める。

「大地の精霊よ。我らの身を守れ・・・ストーンアーマー!!」

スケさんの精霊魔法により、3人の前に光の壁が現れる。

それと同時にカクさんは大地を蹴り、コアの左側から接近する。
メイリーナもそれに続き、右側から近づき、はさみうちを試みる。

『そんな攻撃が私に通用するものか!』

対してコアは両手に赤い炎をともしたまま、左右に手を開いた。
紅蓮の炎がカクさんとメイリーナに向けて迫る。

「くっ!」

カクさんは咄嗟に手元の盾でその炎を防ぐが、その勢いに押され、後ずさる。
メイリーナは赤龍剣により受け止めたが、完全にその熱を防ぎきることはできず、
メイリーナの体を炎が焦がす。

メイリーナはたまらずその場に膝をついた。

コアはその隙を逃さず、杖をメイリーナに向けて、突き刺そうと試みる。
しかし再度接近するカクさんがそうはさせじと鈍器を振る。

ガキン!

コアは素早く杖を手元に引き寄せ、その攻撃を受け止める。

「僕の渾身の一撃を・・・受け止めた!?」

しかもコアは女性の身からは想像もつかぬ力でカクさんの武器を押し返す。

「なんて力だ・・・!」

鈍器を押し返されたカクさんは後ろに体勢を崩す。
コアはすかさずカクさんに蛇の杖を向ける。

『・・・燃えろ!』

その杖の先から炎の玉が迸る。

「うわああああ!」

カクさんはその火球をかわしきれず、大きく吹き飛ばされる。

「地の龍よ。わが身に宿り、その力を示せ・・・双龍砲!!」

スケさんの両手から2匹の龍が現れ、渦を巻いてコアに襲いかかる。
コアは蛇の杖を体の前にかざし、龍を受け止める。

(今だ・・・!)

メイリーナは懸命に立ち上がり、コアに懐に接近を試みる。

『むぅ・・・!』

「はあぁぁぁ!!」

メイリーナは渾身の力で赤龍剣を真下から切り上げる。
対してコアは蛇の杖をメイリーナに向けて振り下ろした。

ザシュッ!!

メイリーナの一撃が一瞬早く決まり、蛇の杖を持ったコアの右手が宙に舞う。

「・・・やった!」

(とどめよ・・・!)

さらにメイリーナは振り上げた剣を再度コアに向かって振り下ろす。
しかしコアは空いた左手を軽くメイリーナの胸に押し当てた。

ドンッ!

一瞬遅れてメイリーナの腹部にすさまじい衝撃が走る。
それに耐え切れず、メイリーナは大きく吹き飛ばされた。

「うあぁぁ!」

メイリーナは腹部の激痛にその場でのたうち回る。

『・・・無駄なことを』

コアはその場に立ち尽くし、そう言い放つとメイリーナに切り落とされた腕の根元を
天に向けた後、勢いよく振り下ろした。

すると根元から新しい腕が現れる。

「なっ・・・!?」

『私には死という概念はないのだ。私を倒せるものなど・・・存在しない!!』

「くそぅ・・・!」

カクさんはその場の岩を持ち上げ、ノックの要領でコアに向けて撃ち放つ。
すかさず自身も走った。

コアは迫りくる岩に左手から火球を放ち、破壊する。
その岩影から現れるカクさんに向けて右手を向ける・・・。

しかしそこにはカクさんはおらず、持っていた鈍器がコアに向けて迫る。

コアは避けきれず、その顔を鈍器によって弾かれる。

『ぬぅ・・・!』

大きく仰け反ったコアの後ろに素早くカクさんは回りこみ、コアを羽交い絞めにする。

「かかったね・・・。スケさん!!」

スケさんも同時に駆け出しており、コアの懐に飛び込んでいた。

「この至近距離なら・・・龍よ!荒れ狂え!!黄龍牙!!」

スケさんの体から黄龍が迸る。
龍は眩い光を放ちながら、コアの周りを包みこんだ。

『ぬああ!・・・おのれ!!』

コアは絶叫しながら、右手で天を仰ぐ。
コアの頭上に蒸気が集まり、集まった蒸気は渦を巻き、雨雲を形づくる。

(あれは・・・)

体を起こしたメイリーナは咄嗟に声を張り上げる。

「二人ともそこから離れて!!」

「えっ・・・?」

『もう遅い!!』

コアは振り上げていた右手を勢いよく振り下ろす。
すると雨雲は雷雲となり、コアの周りに無数の雷を降らす。

「うあああああ!!!」

スケさんとカクさんの絶叫が木霊する。

雷の直撃を受けたスケさんとカクさんはその衝撃で玉座から落下していった。
コアもその雷を受けたようで、スケさんの決死の一撃と合わせて、かなりの
ダメージを負ったのか、肩で息を弾ませる。

『はあはあ・・・、どうやら、私を本気にさせたようだな。しかしここまでだ・・・』

(スケさん、カクさん・・・!)

倒れこんだ二人を見て、メイリーナは体を震わせる。

『デル族の娘よ、あとは貴様だけだ。せいぜい恐怖に震えるがいい!!』

コアは再度右手を天に向ける。

「あなただけは・・・許さない!!」

メイリーナの体が発光し、光の中から黒衣と翼を身にまとって現れる。

『それが・・・どうしたぁ!!』

コアは再度勢いよく右手を振り落ろし、メイリーナに向けて雷を降らす。
しかしメイリーナはその場から消えていた。

『何!?』

「ここよ!」

メイリーナはコアの背後に回りこみ、翼により宙を舞っていた。

『貴様・・・その力は』

コアはメイリーナを睨み、その表情を怒りで歪ませる。
対してメイリーナは鋭い眼光でコアを射抜いていた。

「覚悟しなさいアガシュラ!あなたと私たち一族の因縁を・・・この剣で断ち切る!!」

メイリーナはゆっくりと剣を振り上げ・・・コアに向かって突きつけた。






第12話へはこちらから
http://harubsb.blog.shinobi.jp/Entry/99/


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はい、コテコテのバトルシーンです(ぁ
ちょっと短いですが、これでも知恵振り絞って書いてます。

実はあとで知ったのですが、パンドラもアガシュラなんだそうで・・・。

しまったなぁ。パンドラ戦も描写しておくべきだったか・・・などと今更ながらにちょっと後悔
してたりします(´Д`)

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