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2007/6/17開始 2007/8/10改装&リネーム                                                                    ©2006 Actozsoft, All right reserved. ©2006 Gamepot Inc, All right reserved.
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ラテール創作小説 第2部 です。

今回はついに最後の敵がその姿を現します。

大変お待たせしました。「あの方」の登場です(ぁ

ゲーム的ネタばれはありませんので、お読みいただく場合は続きをどうぞ。






ラテール
ジエンディア サイドストーリー
         ~メイリーナ~

『第7話、「魔王」』

[アースガルド]

雲の上に位置するその世界は邪気に包まれていた。
空に浮かぶ足場は孤島のように切り離されており、周囲には多数の島が浮かんでいる。

「ここがアースガルド・・・」

「とても天界って感じじゃねえな。邪気が渦巻いてるぜ」

「転移装置があちこちにある。これで先に進むみたい。」

「いずれにしても先に進むしかない。行こう」

4人は次の転移装置に足を踏み入れる。

「うへぇ、こりゃ終着地点がどこだか想像もつかないな。」

アルファドが見渡す先にはどこまでも同じ景色が続いていた。

「進むしかないだろう、それにほら、退屈はしないで済みそうだぞ」

ハルはそういいながら先を指差す。
その先には黒い羽を携えた悪魔のような容姿をしたモンスターの群れが近づいてくる。

「敵生命体確認・・・これより殲滅する」

さみゅの眼前に光輝く機械文字が浮かぶ、その直後、さみゅの両手にどこから
ともなく拳銃が現れた。

ドンドン!!

さみゅは近づく敵を容赦なく打ち抜く。

「ヒュ~、相変わらずさえてるぜ。」

しかし敵の数は多く、徐々に近づいてくる。

「よし、俺達もいくぞ!」

「言われるまでもねえさ!」

ハルとアルファドは剣を抜き、臨戦態勢をとる。

「システム起動、能力を発動させる」

先ほどと同様に今度はさみゅの周りを光輝く機械文字が覆う。
するとさみゅの髪が白髪に変わり、両手の銃が光輝く。

「・・・堕ちろ」

さみゅは素早く銃身をモンスターに向ける。

ドドドドン!!

さみゅが放った弾丸は風の属性をまとい、モンスターの体をいとも簡単につらぬく。
弾丸に打ち抜かれたモンスターは次々と墜落していった。

「ソニックブレイド!!」

ハルは音速の剣撃を叩きつける。

「まとめて叩き落としてやるぜ!!」

アルファドが神威の力を発動させる。
風の渦を両手に集め、一気に解き放つ。

その渦はモンスターを巻き込み、叩き落とす。

(すごい・・・)

メイリーナは眼前の攻防をただ見つめていた。
3人の力はすさまじく、大半のモンスターは近づく間もなく叩き落される。

かろうじて接近してきたモンスターの攻撃もことごとくハルによって防がれ、
その合間からさみゅが撃ち抜き、アルファドが切り裂く。

5分と立たず、モンスターの群れはその姿を消していた。

「一緒に戦うのは久しぶりだが、腕は衰えてないようだな。」

「こっちのセリフだぜ。まあ敵がこの程度ってのは拍子抜けだがな。」

さみゅは無表情のまま真正面を見据える。

「まだ・・・終わらない。」

「そんな簡単には終わらないってか」

アルファドの目はさらに遠くから近づくのモンスターの群れを射抜いた。

「この場で戦っていてはジリ貧になりそうだ。敵を倒しつつこの場を駆け抜けるぞ!」

「了解!!」

4人は一斉に駆け出した。


--------------------------------------------------------------------------------------------------------


「ふぅー・・・、さすがにこう数でこられるとこたえるぜ」

モンスターは絶え間なく襲いかかってきた。
4人はこれを撃退しながら駆け抜けたが、徐々に肩で息をし始める。

「・・・見ろ、道が一本道となり、先に扉が立っている。」

ハルが指指す先には確かに大きな扉がそびえたっている。

「これでもかって感じの扉だな。いよいよ魔王のお出ましか?」

「扉の先より強大な生命反応を感知。何かがいるのは間違いない。」

「それじゃ行くぞ・・・といいたいところだが、そうも行かないようだな」

「どういうことだ?」

ハルは無言で後ろを指差す。
するとまたしてもモンスターの群れがこちらに向かって近づいてくる。

「しつこいな全く、キリがないぜ。」

アルファドは辟易しながら、鞘に手をかける。
ハルがそれを手で遮った。

「何のつもりだ・・・?」

「このまま扉に突入すると中の敵とはさみうちになる。
さすがにその状況はまずい。

幸いここは一本道だし、ここで俺が後続の敵を食い止める。
その間に3人は中に行ってくれ。」

「おいおい、そりゃないぜ。いいとこ独り占めかよ」

「いくらあなたでも一人は危険」

「そうですよ!みんなで戦いましょう!!」

「無駄だ、この様子だと敵は絶えず襲ってくる。無駄に力を使うだけだ。
それよりは一刻も早く中の敵を倒すほうがいい。
そして残念ながらこの役は俺が適任なのさ。」

「しかし・・・」

「アルファド、俺が信用できないか?」

「チッ、わかったよ。こいつは言い出したらきかねえ、2人とも、先を急ぐぞ。」

「でも・・・」

「あー、うるせえな!お前が残っても足手まといなだけなんだよ!!」

アルファドはそういいながら、メイリーナの腕を引っ張る。
メイリーナは唇を噛み締めたが、ふと見るとメイリーナの手を引っ張る腕と逆の手を
アルファドは強く握り締めている。

(アルファドさん・・・)

ハルはメイリーナの頭に右手を乗せた。

「大丈夫だ。各々には役割というものがある。そして魔王を倒すためには君の力が
必要なんだ。それと・・・アルファド!」

名前を呼ばれたアルファドが向き直る。

「中には恐らく「アイツ」がいる。アイツを止めるのはやっぱりお前達二人の役目だ。」

アルファドは軽くため息をつく。

「やっぱり気づいてたか、まあその意見には俺も同感だけどな・・・」

「お前達が二人がかりで敗れたのは、相手の正体もわからず単純に力に力をぶつけたからだ。
今回の闘いは相手をただ倒すのが目的じゃない。この意味がわかるな?」

「言われるまでもねえぜ。ハル・・・死ぬなよ」

アルファドはそういい残し、扉に向かって走る。
さみゅもそれに続いた。

ハルはもう振り向かず、片手を軽くあげて答える。

「ハルさん!」

呼び止められ、ハルの上げた手が止まる。

「まだあなたには色々教えてほしいことがあります。
あとでまた会いましょう、約束ですよ!!」

メイリーナはそういい残し、扉に向けて駆けていった。
ハルはその場で軽く笑い、剣を抜き、身構える。

その前に大勢のモンスターが立ちふさがる。

「さて、ここから先は通行止めだ。悪いが通すことはできない。」

『グアアア!』

ハルに向かって一体のモンスターが襲いかかる。

ザシュッ!!

ハルの放った剣閃が襲い来るモンスターを真っ二つに切り裂く。
他のモンスターはそれを見て、一瞬たじろぐ。

「・・・聞こえなかったか?」

ハルは目を細め、全身から強烈な気迫を迸らせる。

「悪いが俺にもあまり余裕はない。久しぶりに本気でいかせてもらう・・・」

ハルは頭のターバンを脱ぎ捨て、剣を構えなおした。

 


------------------------------------------------------------------------------------------------------------


扉の奥には階段があり、さらにその上に玉座が見える。
どうやらその前には一人の人物がいるようで、こちらに背中を向けて立っている。

遠目でよくは見えなかったが、どうやら・・・

(・・・女性?)

メイリーナの目に肩より下に伸びる長い黒髪が映る。
アルファドはその人物を見て、重い口を開く。

「ついにここまできた。・・・あいか、お前を助けるためにな」

アルファドはそう言いながら、鞘から刀を抜き放った。
一方、アルファドの声に反応したその人物は振り返る。

あいかと呼ばれたその人物の目にはかつてのアルファドと同様、
いやさらに深い暗黒を宿し、3人を射抜いた。

その瞬間辺りに緊張が走る。

(この人があいかさん・・・?この中には魔王がいるって・・・一体どういう・・・?)

メイリーナはその事態に困惑しつつも、剣を抜いた。




↓第8話へはこちらから
http://harubsb.blog.shinobi.jp/Entry/111/


 





さんざん引っ張ってすみません;;

次回からはついにラストバトルに突入します。
扉の中から登場したのはやっぱりあの人「あいか」さんです(ぁ

ただの魔法使いのあいかさんとは全く別物です。
詳細は知人のブログご覧いただいた方なら想像はつくでしょう。

引き伸ばしているのにはワケがあり、単純にこの死闘を描ききる自信がないからです;;

設定上メイリーナはやむをえなかったのですが、やはりこの戦いの決着は
アルファド、さみゅ両名につけてもらいたいと思い、こういう展開とあいなりました。

さて、次回はいつ更新できるかな・・・(汗

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