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2007/6/17開始 2007/8/10改装&リネーム                                                                    ©2006 Actozsoft, All right reserved. ©2006 Gamepot Inc, All right reserved.
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ラテール創作小説 第1部 です。


今回は黒月姫のクエストですが、ネタばれ+オリジナルストーリーが絡んできます。

話が長くなってしまったため、前、後編にわけます。

ご覧いただく方はつづきをどうぞ。






ラテール
ジエンディア サイドストーリー
         ~メイリーナ~

『第7話、プリンセス黒月 ~前編~』

[黒月城]

黒月城の中はまるで迷路だった。
道が複雑に入り組んでいる上、様々な罠が張り巡らされているため、メイリーナは
慎重に通路を進んでいく。

『どうやら侵入者のようですね。・・・どうします?』

『捨て置け。どうせここまで辿り着けはせぬわ。』

『御意。手下の忍び達が向かっているゆえ、すぐに片付くでしょう。』


メイリーナが進む先を忍者達が立ちふさがる。

「覚悟!!」

青影がメイリーナ目掛けて切りかかってきたが、その切っ先を交わし、逆に切り返す。
倒れた忍者はその姿を消し、紙切れに変わった。

(何かの術・・・?)

すかさずメイリーナの背後から赤影が分銅を投げる、直撃は交わしたが鎖に腕を巻きとられる。
赤影は鎖を引いたが、メイリーナはその力に逆らわず逆に利用し、接近した。

赤影の懐に飛び込んだメイリーナは肩から思い切りぶつかる。
その衝撃で赤影は宙に浮き、腕から鎖が解ける。

「たぁ!」

その隙を逃さず、メイリーナは剣を振り下ろした。
切り裂かれた赤影もその姿を紙に変えた。



『・・・なかなかできるようですね。送り込んだ手下がやられました。』

『ふん、そのくらいやってもらわねば張り合いがないわ。』



さらにメイリーナが道を進んでいくと今度は機械仕掛けの人形が近づいてくる。

その人形は不意に口を開いたかと思うと、口からビームを放つ。
それをメイリーナはかろうじてかわした。

すかさず接近しようと試みるが、複数の人形が同様にビームを放つ。
メイリーナはそれもジャンプしてかわしたが、着地した床が崩れ、地下へと落下していった。

「きゃああぁぁぁ・・・」


『罠にかかったようですね。』

『ほほほ、まあ城にやってくる賊などそんなものじゃ。恐るるにたらぬ。』

『まってください。他にも侵入者がいるようです。しかも既に<十六夜の間>に到達しています!
バカな、どうやって・・・』

『なんじゃと!?何者じゃ?』

『わかりませんが、私も応戦に向かいます。姫はここに居てください。』

『わかった。月影よ、気をつけていくがよい。』

『御意。』

------------------------------------------------------------------------------------------------

[十六夜の間]

「<守護魔王>よ、確かにその力、いただいた・・・。」

冷たい目をした男の傍らにこの城の守護者、<天狗>が血まみれで倒れていた。

「しかしこの程度で守護者とはな、笑わせてくれる・・・。」

男はその表情に冷徹な笑みを浮かべる。その男の元へ足音が近づいてきた。

「黒月姫か・・?いずれにしてもここにもう用はない。」

男は懐から石塔の欠片を取り出し、握りつぶす。

「まだだ、まだこの程度では足りない・・・」

男はそうつぶやき、その姿を消した。

--------------------------------------------------------------------------------------------------

[秘密の部屋]

(あいたた・・・ここは・・・?)

蝋燭の明かりが照らす中、辺りを見回すとイリスの石塔が建っていることに気づく。
はしごを上り、メイリーナは石塔の前に立ち、耳を澄ます。

『・・・あるとき突然<アガシュラ>が黒月城の宝物<マイノの宝石>を盗むために
襲ってきました。
アガシュラとの戦いの中で私たちは、黒月姫と姫の警護をするジョアン・ファームと
一緒に黒月城の地下へ降りました。

地下暗道とヘザの間にあるこの部屋で宝石を盗まれたのですが、思えばこの部屋は
一体何のために作られたのでしょうか・・?
いえ、それよりもアガシュラは、どのようにしてこの部屋の存在を知ったのでしょうか?』

そこで言葉は途切れた。

「あのー・・・」

後ろから声をかけられ、メイリーナは反射的に剣を抜く。

振り向いたその先には少年が立っており、それに気づいたメイリーナは少年の眼前で
剣を止めた。
しかし少年は何もなかったかのように言葉を続けた。

「・・・ここはどこでしょう?」

メイリーナはその言葉に耳を疑う。

「・・はい?どちらかというとそれは私が聞きたいのですが・・・」

「いやー、桜が綺麗だなーと思って、歩いていたんですが、気づくとこんなところに
きちゃいました。てへへ」

(桜を見ててどうやってここに迷い込んだんだろう・・・?)

メイリーナはなんだか釈然としなかったが、少年を置いていくわけにもいかず、一緒に
出口を探すことにした。

「僕はゆきとっていいます。」

少年は金色の髪に童顔の目、そして何故か頭に熊のぬいぐるみを乗せていた。

「・・・それは?」

メイリーナは恐る恐るたずねてみる。

「可愛いでしょう?これお気に入りなんです、えへへ」

「ああ、そう・・」

それ以上追求せず、辺りを散策することにした。
すると奥から明かりがもれていることに気づく。

「どうやらあそこから出られそうね、いこう。」


[地下暗道]

部屋を出た先には地下道が続いていた。
その道の先から獰猛な番犬がこちらを睨んでいる。

「ゆきと君、下がってて」

メイリーナは剣を構え、少年を下がらせた。
その一瞬をつき、番犬が飛びかかってくる。

(しまった!)

慌てて振り向くメイリーナの肩口を何かが勢いよく通りぬける。
その何かは番犬に命中し、爆発した。

驚いて後ろを振り返り、少年を見ると黄色い大砲のようなものを持っており、その先から
煙が吹き出していた。

「・・・危ないですよ~」

そういって少年は笑みをうかべていた。

(この子のほうが危ない気がする・・・)

メイリーナはため息をついた。


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さらに道を進んでいくと地下道を抜けたようで、上へと登る階段が続いていた。

さしたる敵の襲撃もなくどんどん登っていった二人は屋根裏へ出た。
屋根と屋根の間を飛び越えさらに進んでいくと、札が貼られている扉を目にする。
どうやら何かの力で封印されているようだ。

(さて、どうしたものかな)

メイリーナが腕を組み、思案していると、ゆきとはトコトコと扉の前に歩いていき、懐から
何かを取り出した。

「ゆきと君、何を?」

ゆきとは懐から取り出した2つの火打ち石を叩き、あろうことか、張られていた札に
火をつけた。

「な・・!」

メイリーナはあわてて少年を止めようとしたが、その刹那、札だけ勢いよく燃え上がり、
扉が開いた。

「わー、開いたねぇ。中にいってみよっと。」

さらにゆきとはそのままトコトコと中に入っていった。

(この子の性格が読めない・・・)

扉の先は迷路になっていた。

メイリーナはハヤトに聞いたとおりの道順を進んでいく。
すると大きな門があり、鎖がかかっていたが、その鎖は途中で焼き切られていた。

また、扉のすぐそばには赤い鎧の残骸が散らばっており、さらに通路のあちこちが
焼けこげている。
あきらかに何かが戦った跡が伺えた。

(私達の他にも誰かがここにきた・・・?)

意を決して中へ進むメイリーナ。

「ああ、待ってください~」

その後をゆきとがついてきた。

 

[十六夜の間]

「侵入者よ、この黒月城に何の用があってきた?」

部屋の奥の人物は、さらに問いかける。

「どうやったのかは知らぬが・・・我が城の守護者、天狗様を殺害した罪は重い、
覚悟するがよい!」

(この人何を言って・・・)

「我が名は月影!参る!!」

月影と名乗った忍がメイリーナ向かって走る。
切りかかる短刀を盾で受け止め、刹那、切り払うが、月影は素早く後方にとび、着地した。

「我が秘剣、受けきれるか!?」

月影の短刀がきらめく。月影の手元から放たれる無数の斬撃。
メイリーナはその斬撃をさばききれず全身に裂傷を負った。

なんとか反撃を試みたが、それより早く月影に距離をとられてしまう。
メイリーナの体から血と汗が滴り落ちる。

(このままじゃやられる・・・)

「覚悟!」

さらに月影は接近し、短刀に手をかけた。

(またあの技がくる!)

メイリーナは剣を構える。
しかしそこへ横から飛来する無数の石つぶて。

「なっ・・・!」

突如飛来したそれを避けることができず、月影の頭を直撃する。
「ふ、不覚・・・。」

月影は倒れ、意識を失った。
振り向いた先にはゆきとが大砲をかまえ、せっせと石をつめていた。

「ゆきと君!・・・助かったよ」

メイリーナはそういってゆきとの頭をなでた。




第8話へはこちらから
http://harubsb.blog.shinobi.jp/Entry/95/

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はい、今回は前後編に分けてのご紹介です。

今回登場の友人は「ゅきと」君と「○○○○○」さんです。

実際にゲーム中でも黒月姫クエストを手伝っていただいたお二人です。

名前はネタばれ必須であるため、隠してみたましたが、当人にはバレバレでしょう(ぁ

今まで複線につぐ複線で、正直管理人はわけがわからなくなっておりましたが、次回から徐々に妄想ストーリーの核心にせまっていきますので、引き続きよろしくお願いします。

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