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2007/6/17開始 2007/8/10改装&リネーム                                                                    ©2006 Actozsoft, All right reserved. ©2006 Gamepot Inc, All right reserved.
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ラテール創作小説 新章

30分の手抜き執筆だったりもしますが、あっさりとあがったので、二夜連続更新です。

お読みいただく場合は続きをどうぞ。







ラテール
ジエンディア サイドストーリー
                   ~BSB~

『第3話、天性の才能』





[プルトン神殿]

「たぁーー!!」

気合と共に少女はゼリーキューブを一閃する。
真っ二つに切り裂かれたゼリーキューブはその動きを停止させた。

「お見事お見事、その調子だ。」

その場から少し離れたところから白髪の青年は手を叩く。
その様子を見て、少女は頬を膨らませた。

「ちょっと、どうして私ばかり戦わせるの!?」

「いやぁ、君はなかなかいい筋はしてるが実戦は未経験だろ?
この辺のモンスターは旅に出たばかりの冒険者の修行の場としては最適だからな。
いわば俺様の愛情って奴だ。」

マリーミアはその言葉に疑惑のまなざしを向ける。

「とりあえずこの辺はあらかた片付いたな。次いくぜ。」

BSBはスタスタと歩を進める。

「あ、待ってよ。」

マリーミアは後に続いた。
二人の前に数体のゴブリンが立ちふさがる。

「お、またまた出番だ。任せたぞ。」

BSBはそういいながら、その場に座り込む。

「ちょっとはあなたも戦いなさいよ。」

マリーミアがそう言う刹那、ゴブリンは鈍器を振り上げ襲いかかってくる。

マリーミアは素早く懐に飛び込み、手元の剣を振るった。
その攻撃により、目の前のゴブリンは次々と倒されていく。

(しかし、本当にたいしたもんだ。天性の才能って奴だな、これは。)

マリーミアの剣さばきはとても素人のものとは思えず、BSBは素直に感嘆の息を漏らした。

「ふ~、片付いたわよ。」

見るとゴブリンは全て倒れ付していた。

「OKOK、大体頼まれた品も集まったみたいだし、そろそろ戻ろうか。」

「待って、あれは・・・」

マリーミアの目線の先には見るからにまだ旅に出たばかりといった感じの冒険者
二人組がいた。
その目の前には先ほどマリーミアが倒したゴブリンとは二周りほど大きなゴブリンが
立ちふさがっている。

「おやおや、ありゃ、大王ゴブリンだな。たいした奴じゃないが、初級の冒険者には
ちときついかもな。」

「笑ってる場合じゃないわ。助けないと!!」

「おいおい・・・」

BSBの返答を待たず、マリーミアは冒険者の前に躍り出た。

「かかってきなさい。私が相手よ!!」

その様子を見たBSBはボリボリと頭を掻く。

(やれやれ、お節介なことだ。まあここは様子見といくかな。)

大王ゴブリンは大きなハンマーを振り回し、マリーミアに向かって叩き付けた。

「っ!!」

マリーミアはサイドステップしてかわしたが、肩を振り下ろした鈍器がかすめる。
すぐさま大王ゴブリンは身体の向きを変え、マリーミアに向かって体当たりをしかけた。

「くっ」

マリーミアは剣を横にかまえ、受け止めようとしたが、大きく後方へ弾き飛ばされる。
すかさず大王ゴブリンは鈍器を数度振り回してその勢いのまま振り下ろす。

ドォン!!

大王ゴブリンの振り下ろした鈍器はわずかにマリーミアの横を逸れ、地面に穴を穿つ。
大王ゴブリンはその勢いからか、前のめりに体勢を崩した。

(チャンス!!)

マリーミアはしゃがみこんだ姿勢から全身のバネを使って切り上げた。
その一撃は大王ゴブリンの兜ごと額を割り、そのまま大王ゴブリンは崩れ落ちた。

「ふ~・・・、なんとか倒せたみたい。」

そのマリーミアの元に二人の冒険者がかけよってくる。

「どうもありがとう!助かったよ。」

「いえいえ、大したことはしてませんから。・・・それにしても」

マリーミアは振り返り、BSBを睨みつける。

「・・・さいてぇ。あなた結局何もしてないじゃない。」

「はっはっ、まあ初戦にしては中々だったと思うぜ!」

「笑い事じゃない!!たまたま攻撃が逸れたからよかったものの・・・」

マリーミアはそう言いながら倒れた大王ゴブリンを見下ろした。

「え、これは・・・」

大王ゴブリンが落とした鈍器の柄に小さな穴があいており、わずかに折れ曲がっている。
さらによく見ると大王ゴブリンの右足にも同様に穴があいていて、緑色の血液が流れ出ていた。

(まさか、弾丸の跡!?一体いつのまに・・・)

勢いよく振り返った先にいるBSBは不適に笑っている。

「いつまでもここにいてもつまんねーし、さっさと帰ろうぜー」

「・・・えぇ。」

マリーミアは二人の冒険者に挨拶し、プルトン神殿を後にした。


[エリアス]
[武器屋]

「ほら、ミカちゃん!頼まれた品物とってきたぜ!!」

BSBが武器屋の店員に向かって身を乗り出す。

「あ、ありがとう。」

「・・・結局あなたは何もしてないじゃない。」

「ふっ、これだから素人は困るぜ。」

「へぇ~、何かしたっていうの?」

BSBは胸を張って言い張る。

「暖かい目で応援してやったさ!!」

パコンッ!!

その言葉を聞いたマリーミアは手元の剣を柄ごとBSBに向かって投げつける。
その剣は見事にBSBの頭を直撃した。

「おおぉ・・・」

BSBは頭を抱えて蹲った。

「ばーか。」

マリーミアはBSBを放っておいて、先に武器屋を出た。

(助けたことを威張り散らすかと思ったら、知らないフリ、か。
意外と男らしいとこあるじゃない。)

マリーミアは街道を歩きながら、空を見上げた。
空には夕焼け空が広がっており、夕日が沈もうとしていた。

「おぃ、待てよ!」

後方からBSBが追いかけたきた。

「そうそう、次はどうするの?」

「そうだな、ここの仕事の依頼もあらかた片付けちまったし・・・」

「次は龍京にでも行こうかとは思うが、今から出ると遅くなっちまうしな。」

「とりあえず今日のところはエリアスで宿をとってあるから、宿泊して明朝龍京に
向かうとしよう。」

「宿ってまさか・・・」

マリーミアに嫌な予感が走る。

「ああ、当然一部屋しかとってない。」

BSBは悪びれずキッパリと言い切る。

「・・・」

マリーミアは静かに手元の鞘から刀身を抜き放つ。

「ちょっ、待て待て!宿にはお前一人で泊まってくるんだよ。」

「え?」

「俺は別の場所で泊まる。明日の朝には迎えにいくから早く休んで疲労をとっておくんだな。」

BSBはそう言って踵を返し、その場から歩きさった。

(本気なのか冗談なのかよくわからない人ね。)

マリーミアはいつまでもその場にいるわけにもいかなかったので、宿に向かって歩き出した。

[宿屋]

(お姉ちゃん・・・、きっと無事よね。)

マリーミアは目をつぶりながら姉のことを考えていたが、いつのまにか意識が遠くなり
眠りについた。

 

 


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ダラダラと気が向いたときにアップしていきます。

連続してアップすることもあれば、間が空いてしまうこともあるでしょうが、
期待せずお待ちくだされば幸いです。

そして人知れず
マイブログ1万HIT達成です!!

いえーいww
これもひとえに皆さんのおかげですね。感謝( ´ー`)y-~~

それじゃまた次回で!w

 

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